ふるさと納税は、地域を応援しながらお返礼品を受け取れる仕組みとして、多くの人に利用されています。控除を受けるためには年内の寄付が条件となるため、毎年、12月に入ると急いで手続きを始める人が増えるため、年末ギリギリの申し込みは配送遅延や手続きのミスなどのリスクが高まります。
そこでおすすめなのが、「12月20日までにふるさと納税を済ませる」ことです。
この記事では、その理由とメリット、さらにふるさと納税を活用するコツをご紹介します。
ふるさと納税の仕組みと期限について
まず、ふるさと納税の基本をおさらいしましょう。
ふるさと納税の基本的な仕組み
ふるさと納税は、応援したい自治体に寄付をすると、翌年の住民税や所得税から一定額が控除される仕組みです。また、寄付の謝礼として地域の特産品などの「返礼品」がもらえるのも魅力の一つです。
ふるさと納税の仕組みについては、こちらの記事もご覧ください。
▼【初心者必見】ふるさと納税制度の魅力と仕組みを徹底解説!
年内の手続きが必要な理由
控除を受けるためには、寄付が「その年」に完了している必要があります。たとえば、2024年の控除を受けたい場合は、2024年12月31日までに寄附を完了させなければなりません。特にクレジットカード決済の場合は、決済日が基準となるため注意が必要です。
「12月20日」までに行うことがオススメな理由
年末ギリギリでも間に合うとはいえ、余裕を持って12月20日までに手続きを済ませましょう。ここでは、寄附を早めに済ませたい理由を解説します。
配送遅延のリスク回避
12月は、全国的にふるさと納税の申し込みが急増する時期です。そのため、自治体や配送業者に大きな負担がかかり、返礼品が予定通りに届かなかったり、受け取りのタイミングが合わなかったりする可能性があります。
特に、お正月に間に合わせたい食品などは、早めの寄附をするようにしましょう。
決済トラブルの回避
年末ギリギリに申し込むと、クレジットカードの認証エラーなどの寄附の決済トラブルが発生した場合に、再手続きが間に合わない可能性があります。ご説明した通り、「年内」に寄附の決済をしなければ、今年の控除は受けることができませんので、12月20日までなら、トラブル発生時にも対応することができます。
余裕を持った選択が可能
人気の返礼品は在庫が限られていることが多く、年末に近づくほど品切れになる場合があります。早めに申し込むことで、選択肢が広がり、希望の返礼品に寄附することができます。
今年の仕事納めは、12月27日
今年の仕事納めは12月27日です。寄附に関するお問い合わせや必要な書類の発送も12月27日が年内最終になる自治体が多いため、その1週間前の12月20日までに寄附をしましょう。
また、ふるさと納税は、寄附をしたから手続きが完了するわけではなく、寄附をしたことを申請しなければなりません。申請は、「確定申告」または「ワンストップ特例制度」で行います。「ワンストップ特例制度」とは、ふるさと納税をした後に確定申告をしなくても寄付金控除が受けられる、仕組みです。ワンストップ特例制度は、申請期限が翌年の1月10日必着ですので、うっかり申請し損ねないようにしましょう。
返礼品と選び方
12月のふるさと納税では、年末年始の食卓を彩る返礼品など年末年始に楽しめるお品が充実しています。
また、一部のポータルサイトでは、年末に向けてキャンペーンを実施しています。これを活用することで、多彩な返礼品を選ぶことができ、応援したい地域を幅広く選ぶことができますね。
ふるさと納税ポータルサイトのご紹介
どのサイトから寄附したらいいか、迷っている人は、ぜひこちらを参考にしてくださいね!
【さとふる】
テレビCMでもお馴染みの「さとふる」は返礼品の数が豊富です。寄附サイトもシンプルで見やすいため、ふるさと納税初心者にも親切なサイトの一つです。
【ふるさとパレット】
「ふるさとパレット」は、東急グループが運営しています。全国各地で事業を手がけてきた、東急グループならではの返礼品が魅力的です。
【au PAY ふるさと納税】
「au PAY ふるさと納税」は、auPAYマーケットと連携しており、寄附もPontaポイントが利用できることから、特にauユーザーに人気のあるポータルサイトです。
【ふるさと本舗】
「ふるさと本舗」は、日本の食文化を通じて地域経済への継続的な貢献を目指しているポータルサイトです。特に食べ物の返礼品が多く、応援したい地域を「食」で見つけたい人は、一度サイトを覗いてみてくださいね!
【マイナビふるさと納税】
「マイナビふるさと納税」は、サイトで厳選された返礼品を選びたい人にぴったりなポータルサイトです。
まとめ
ふるさと納税は、12月20日までに寄附を申し込むことで、返礼品の選定や申請を余裕を持って行うことができます。ふるさと納税を活用して、地域貢献と返礼品の両方を楽しんでくださいね。
この記事が、ふるさと納税を考えているみなさんの参考になれば嬉しいです!
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